雑司ヶ谷キリスト教会掲示板（旧）

２月の礼拝予定
２月　１日　大津　健一牧師　『恐れることはない。ただ信じなさい』
　　　８日　水谷　千鶴子先生　『長崎、あの日…　』
　　１５日　鈴木　真也牧師　『人の自由と神の自由』
　　２２日　テゼの礼拝
　
　
　
　いずれもご多用のなか、懇望に応えてお越し下さる大津先生・鈴木Ｊｒ．先生。
ご主人介護の合間を縫ってお運びの水谷先生；長崎原爆当日、１７歳の代用教員として体験された辛い過去、
過去として忘れ去られること無いよう　語り続ける。若い方々にもぜひ触れて欲しいもの・・・

　二月、日ごと陽ざしが伸びて寒さの中に春を感じる頃。しかし、山の彼方は雪雲厚く、まさに白魔の雪は
暮らしを----時に命を---脅かす。北極圏フィンランド一番の積雪が190cm；日本の北国の雪の重たさが分る。
綺麗！素敵！よそ者の感嘆は現地の厳しさにそぐわない。ズレは社会の各所に；地方都市の衰退が
東京近郊にも及んで空き家急増と聞くが、中央で政（まつりごと）に携わる方々に、地元以外
何が・どう　見えているのか？　あちらこちら格差の拡大は続き、乖離が空しく、苦しい。　光の春に　せめて希望を-----　

1月の礼拝予定
1月　4日　お休み
　　11日　柏井　創牧師
　　18日　国際NGOハビタット・フォ・ヒューマニティ・ジャパン
　　　　　　　事務局長　中川　英明氏
　　25日　テゼの礼拝

　「門松は冥土の旅の一里塚」；限りある身が ここまで よう辿り着いたなぁ！と見るか、あと幾ばくか！と見るか。
かつて、（大きな力に）‘生かされて生きる’との言を、‘＜生かされて＞生きる’なんてイヤだ！と言い切った若者がいた。
強制される受け身感が気に障ったとみえる。

　ひとが生きていて 生きあぐね、迷いの岐路に立った時、そこに働く“僅かな”力、それで　何処に転んで曲がるか・
まっすぐ行くか　定まることがある。その僅かな力が、なぜ　その時・その場にあって・作用したのか、予想も何も超える。

　‘人間（にんげん）’＝人の間と書き表す不思議さ。（生物種としての）ヒトが（社会的存在としての）「ひと」になるには、
必ず他の「ひと」が要る。“苦しい時の神頼み”と ご利益願いの信心もあるが、
苦しい時、ひとは我意を捨てて より大きな力に祈る；助けたまえ！と。
道の辺で苦しい他者に出会う折、避けることなく　サマリア人に習いえますように。

12月の礼拝予定
12月 7日　大津　健一牧師　
　　　14日　鈴木　真也牧師　『無からの創造』
　　　21日　NGOグリーンピース　金繁　典子氏
　　　23日（火・祝）夕方6時から　クリスマス燭火礼拝と祝会　大津　健一牧師
　　　28日　お休み

　早くも年の瀬；やはり、暦と共に　ひととせを振り返り・来る年を想う。
3.11から3年過ぎて、＜仮設＞住宅は仮設のまま4度目の冬を迎える。福島の 特に子どもたちの
現状を伝える声は かぼそく、懲りず原発再開を既定路線とする動きが目につく。
他者の痛みをわが身に引きつけ、(強い者をより強く、ではなく)
弱者に思いをかける為政者は この国で いつの世に！　
大義不分明な年末選挙；たぶん 若年層は またも不信を低投票率で表わし、現状は、変わるべくして変わらず進む・・・。

それでも、新しい日の出と共に希望をつなぐ。子どもたちに、それぞれの持てる力の限りを伸ばし、自ら考え・動く人に育って欲しい、と。
ひとの想いの空しさと、それを超えて働く力を願いつつ・・・　

１０月の礼拝

１０月　５日　大津　健一牧師　『成長させて下さるのは神』
　　　１２日　ＮＧＯ　アジア・キリスト教教育基金（ＡＣＥＦ）事務局長　　前田　恭子氏　『主の憐み』
　　　１９日　鈴木　真也牧師　『重荷を担う主と共に』
　　　２６日　テゼの礼拝
　
　暫く教会ＨＰ出入り不自由で、やっと可能になって先ず１１月分を登録、いろいろご迷惑おかけしました。

　三日見ぬ間に・・・キンモクセイから散り敷く銀杏、山茶花へ。世上では　やりきれないニュース続きですが、
子どもの世界はまだ望みあり---と思って(願って)いたのに、それも今や攻め立て追い立てられ、の気がします。

‘子育てを助ける’３法案？　ひとが生きて頑張れる土台となる基本的信頼の形成期に、母親までも　朝から夜まで・
夏休みもほぼ無く働く　よう便宜を図る：そこに、親子の繋がり・子どもの育ちを大事に、の心は見当たらない。

さらにまた、４０人学級へ戻す？　基礎教育を削るのは、国の未来を削ること；財務省に、
その視点もまた、無い。　賢い筈の方々のなさる事どもは哀しすぎる。

はや霜月！　山茶花も既に散り・・・
１１月の礼拝予定
　
１１月　２日　大津　健一牧師 『弱い人々の中にイエスが』
　　　　　　　古屋　和子氏：曽野綾子作品シリーズ　その３『極悪人』
　　　　９日　ルガール 所牧師　『力あるイェス様』
　　　１６日　那須　勝信牧師　『与え主の神を信じて』
　　　２３日　テゼの礼拝
　　　３０日　鈴木　和男牧師　『救い主（メシア）は夜生まれたもう』

早くも年賀状が売り出される頃。‘光陰矢のごとし’が　益々実感される。
デング熱に御嶽噴火、燃えさかりゆくエボラ熱、不穏なニュースに地方都市での悲しい事件が加わる。「人を殺してみたかった」と実行する若者たち。イスラム国の殺す（殺される）世界への参加希望も各国で続く。ゲームの世界の感覚のまま？‘ヌチドゥ宝’、命への畏れの感性は、さほどに廃れ果てたのか。もし、幼子のころ慈しまれ、無償の温もりにたっぷり包まれる体験をしっかり 経ていたら・・？　違う者を排斥・排除する行動は、ヒトのみならず攻撃的な動物に本能的に備わるもの？人類の半数をなす女子を学ぶことから遠ざけるのが神の意志？
　　進化の樹を端へ辿るほど種内の個体差は大きくなり、ヒトでは天使的と地獄的と、開きは大きいと見える。‘悪に強い者は善にも強い’と言うが、この反転は近年どれだけあるのか？？　
ヒト種の生き延びることが御心なら、point of no return　以前に、智慧と力と実行の結集を！！！

９月の礼拝予定
　９月　７日　柏井　創牧師 『主よ、いつまでも』
　　　１４日　臨時に、お休み：（水谷千鶴子先生のところ、急なご都合で延期となりました。たぶん２月ごろ、お話くださるご予定です。）
　　　２１日　鈴木　和男牧師　『墓を買うとき…』
　　　２８日　テゼの礼拝：植松　功・師　『考え直す』　　　　　

　８月最後の週は恒例「緑陰礼拝」として西那須野の大津先生宅へ大挙押しかけ、心も体もおなかも満たされ・癒されて、
秋への備え充分！　秋口一番手の柏井先生に続く筈の貴重な長崎の体験談は、残念ながら暫し延期。そして、
鈴木和男先生：２００６年４月に初登場されて以来で　なんと９年目！　毎回豊かな背景に裏付けされた導きの語りに
魅了されて、遥々２時間かけて通ってみえる方々含め この日の出席者は少しずつ増え、会食の席は賑やかです。

　テゼの礼拝、久しぶりに植松師：さりげなく静かな ことばとギターの響きは
柔らかな浅緑の木々とせせらぎに似通います。繁華街 池袋に ほど近いのに 不思議と東京離れした一画、
それが雑司が谷。隣は「旧・雑司が谷宣教師館」；大正ロマン漂う ここの創始者の旧居です。
爽やかな秋、日曜朝の散歩のひととき、少し足を伸ばしてごらんになりませんか？

８月の礼拝予定
　８月　３日　大津　健一牧師　『平和の導き』
　　　　　　　語り：古屋和子氏、曽野綾子作品シリーズ２　『手紙を切る』
　　　１０日　夏休み
　　　１７日　　〃
　　　２４日　　〃
　　　３１日　緑陰礼拝　at　那須 (大津先生のご新居で)
　　　　　　　　『おさなごのように』

気象庁発表より確実に２℃は高い！と思う池袋界隈の気温、近ごろは年々更新の気がする。されど、めげずお出で下さる
大津先生と、曽野作品の語り第二回目の古屋和子さん；聴き入ると暑さを忘れる・・・　

　　東京ど真ん中の陽気に敬意を表して暫し夏休みとさせて頂き、晩夏（初秋？！）再開は那須で涼しく、
大津先生のご新居にお邪魔して、恒例バーベキュ・パーティで〆。

「温泉も近くなりましたよ」と快く迎えて下さるご夫妻に甘えて、心身ともに爽やかになれます！

７月の礼拝予定
　７月　６日　大津　健一牧師　『信仰による いやし』
　　　１３日　市川　セツコ師　『私を無くすること』
　　　２０日　＜残念ながら、講師先生のご都合で　お休みとします＞
　　　２７日　テゼの礼拝

　梅雨；しとしと雨は昔語り？　凄まじい雹(ひょう)は例外としても、１時間１００ミリの猛烈雨が稀でなく、
あちこち山崩れやら都市の浸水騒ぎ。はや台風シーズン？ ８号、巨大になって特別警報だらけ。日本の亜熱帯化
を見越した対応策が一部であれ始まっているのは頼もしいが、地球規模の変異への根本的な食い止策は全く進まず。

　温暖化は、ある一点を超すと止まらないと聞くが、どの辺りに来ているのか？　７代先は及びもつかず、
いま目の前にいる子どもたちが　今後生きる場を どう確保するのか、とまで思う。しかし、熱帯日本でも
誰か・何か 生き残るだろうし、案じることはない、のかも。庭先で出会った３億年の大先輩、ゴキブリ殿に敬意を表して見送った。

６月の礼拝予定
６月　１日　　お休み
　　　８日　　プラン・ジャパン　岡村　衣作子氏　『世界の女の子に　生きていく力を』
　　１５日　　鈴木　真也牧師　『田奈の森で』
　　２２日　　テゼの礼拝
　　２９日　　鈴木　和男牧師　『被告席に立たれる神』
　　　　　　　　バーベキュ昼食会！

　　１年ぶりのプラン・ジャパン、活き活きしたNGO活動の報告です。
３週目の真也先生、本務校でお忙しい中から若い力のご来援。そして真打・和男先生、
遥々のところ厭われず貴重な熱弁；是非とも！のファンが多くて賑やかです。晴れなら
屋上でバーベキュ・パーティ（雨なら屋内で焼き鳥？）の予定です。

５月の礼拝予定
　　4日　大津　健一牧師　『新しい掟』
　　　　　語り：古屋和子氏・・・曽野綾子作『一言』
　 11日 那須　勝信牧師『宝は天にたくわえなさい』
　 18日　所　美保師
　 25日　テゼの礼拝

　
　プロの語り手、古屋和子氏による曽野綾子作品の連続「語り」が始まります。三月ごと、大津先生の
来られる第一日曜日、8月3日、11月2日、2月1日、と続きます。

　礼拝は、大体いつも‘雑司が谷時間’で10時半すぎて始まり、牧師先生のお話が11時ごろから。
その後に　語り　がきます。参加は無料です。ご来訪歓迎！


　　世界のあちこちで、きな臭い〜不条理としか言いようのない事態が起きていて、それを
誰も収めることができない　くやしさ。人に出来る筈のことが　ちっともなされない
もどかしさ。この星の片隅で、ともすれば無力感にさいなまれ、かくてはならじと気を取直して
一日を歩む。（ヒトの未来〜将来の地球が　たとえゴキブリの天下になるとしても
それも　みこころ　と、委ねきる心に　まだ欠けている・・・。）

ヒトのみならず、この星に生を受けたもろもろに、安らぎが　ありますように。